2015/04/06

QGIS 2.6 のポータブル版をセットアップ

[QGIS][実行環境]
追記 6月13日: スイスのウェブサイトに最新2.8.2のポータブル版があり、下記で紹介しました。
http://kenpg.bitbucket.org/blog/201506/16.html

自分は PostgreSQL / PostGIS と R で足りていますが、今年度から周囲で QGIS を使う人が増えそうで(すでに先月、内輪のハンズオンがあった)一応使える環境が必要になりました。どうせならシステムをいじらないポータブル版がいいなーと探したら、非公式版ですがイタリアのウェブサイトでバージョン 2.6 のが見つかり、普通に使えそうなのでメモ。下記の OS で試しました。

・ Windows 7 (32bit)
・ Windows 8.1 (64bit)

Win7 は自分の PC で、管理者ユーザとゲストユーザの両方で同じように動きました。Win8.1 は他の人に試してもらい(ユーザ種別は聞き忘れ)、特に問題なかったようです。以下、画面は Windows 7 32bit ゲストユーザでのもの。

まずダウンロードは下記から。イタリア語ですがリンクは一目で分かります。

■ Qgis - Download SW e progetti prototipali


このウェブは伊ピエモンテ州に関する GIS サイトの一部のようです。全てイタリア語なので、どういう組織が運営しているかなど詳細は不明。あと、ページの更新日付が 2012.2.24 になっていますが、配布されている QGIS 2.6 は 2014 年秋リリース(最新版の一つ前)です。

リンクをクリックすると QGIS_portable_Bringhton_26_1_32bit.zip がダウンロードされます。ファイル名から分かるとおり 32bit アプリなので、OS は 32 / 64 どちらでも可。

↓ ファイルサイズは大きいです。ZIP で 500 MB 弱、展開すると 1.8 GB 以上。遅い USB メモリに解凍すると何十分もかかりました(二枚目の画像)。



↓ 解凍先の直下にフォルダ二つと起動用バッチファイルができ、後者は修正なしでそのまま使えました。フォルダ qgisconfig 下にユーザ設定がすべて保存されます。今回試した範囲では、レジストリ書き込み、一時ファイル等のシステムドライブへの書き込みともにありませんでした。


↓ 起動の様子はインストール版と同じ。Tips は全然知りませんが鬱陶しいので非表示にします。





↓ 起動時に問題が起きなかったか確認した様子。Python の警告一つと、OTB という画像処理ライブラリ関係で何か読み込めなかったぽいです。後者の影響は、今回試した範囲では確認できませんでした。今後分かったら追記します。





↓ 参考まで、デフォルトで読み込まれたブラグイン一覧。リボジトリへの接続も普通にできたので、必要に応じて追加できます。


↓ Python や各種コマンドラインツールが QGIS/bin フォルダ下にあります。Python のバージョンは 2.7、psql は古い 8.3 でした(どこで使うのかは不明)。ghostscript もあったので、地図を EPS か PDF に出力できるのかも。



ポータブルアプリとしてはサイズが大きいですが、解凍するだけで QGIS とともに Python や各種コマンドラインツールのポータプルな実行環境ができるのは便利。最後に、これを作るまでの経過が OSGeo イタリア支部?のウェブサイトにあったので(ただしイタリア語)一応リンクしておきます。

■ Gfoss.it : Qgis Portable
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